

誰もが自分自身の人生を味わい尽くせる社会へ
「老いること」、それは「介護が必要な暮らし」とイコールではありません。これまでの日常をやみくもに手放さなくても大丈夫。自分や家族の人生をあきらめる必要もありません。
介護があっても、なくても、軽やかに、健やかに老いを受けとめられる。誰もが自分自身の人生を味わい尽くせる社会。それが私たちの目指す姿です。そのために必要な知識、情報、経験を必要な人に届けていきます。
私たちは「これからの老いと暮らしのデザイン」を皆さんと一緒に考えていく、ナビゲーターのような存在でありたいと考えています。


サービス

2.商品・サービス開発支援
要介護高齢者やその家族、アクティブシニア向け商品・サービス開発を弊社が持つネットワークを活用した開発支援

3.ミドルシニア向け
ワークショップ・講座
40代から50代のこれからの生き方、暮らし方を考えるきっかけ作りの講座、ワークショップを開催

メンバー紹介
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矢尾真理子 / MARIKO YAO
介護支援専門員・介護福祉士
特別養護老人ホームの介護職として高齢者介護の世界に飛び込み、働きながら介護福祉士、介護支援専門員の資格を取得。
30代で、60代の父が認知症になり在宅介護を経験。以後、在宅介護現場、介護ベンチャー企業での新規事業立ち上げを経て現職。
介護の専門職としての知見、家族の介護の経験で得た情報や経験を必要な人に届ける事を生業とし、
趣味はタロットリーディングで過去を捉えなおし、未来の選択を後押しする「意味づけの編集者」として人と関わること。
超高齢社会を創造的に生きる次世代リーダーのコミュニティ「KAIGOLEADERS」運営メンバーとして、介護領域の課題に
関心のあるメンバーと活動中

MESSAGE
20代で無資格・未経験で高齢者介護の仕事に飛び込んでみたり、
30代で父親の認知症介護を経験したり、
気が付けば暮らしの中心に介護がありました。
介護の仕事、家族の介護、得難い経験の中から、
いつしか年齢を重ね介護が必要になっても、
その人の知恵が困難を乗り越える力になり
数々の制度や人に頼る勇気を持てれば、老後も怖くはないと思えています。
それでも自身に起る「老化現象」に慄きながら、自分自身も正々堂々と生きて老いていきたい、
そんな思いでマリーゴールドを設立しました。
これまでの経験から得た知識や経験をみなさんと共有しながら、
共にこれからの老いと暮らしのデザインを描いていきたいと思っています。

島影まなみ / MANAMI SHIMAKAGE

ライター・編集・老年学研究者
1973年宮城県仙台市生まれ。国内で唯一「老年学研究科」がある桜美林大学大学院に社会人入学した矢先に、夫の両親の認知症が立て続けに発覚する。まさかのダブル認知症におののきながらも、「介護のキーパーソン」として別居介護に参戦。
現在も仕事・研究・介護のトリプル生活を送る。実体験をもとに、新聞や雑誌、ウェブメディアなどで「もめない介護」「仕事と介護の両立」「介護の本音・建前」「介護とお金」などをテーマに広く執筆を行う。
特技は失せもの探し、親を説得せずに“その気"にさせること。
近年の関心は「介護ときょうだい」「医療・介護専門職との関係構築」「親の終活支援と相続問題」など。
著作に、自身の介護経験をまとめたエッセイ『子育てとばして介護かよ』(KADOKAWA)、『親の介護がツラクなる前の知っておきたいこと』(WAVE出版)

MESSAGE
仕事は辞めない。同居もしない。
クールに割り切ってスタートしたはずの介護でしたが、始まってみると想定外の連続。
あっという間に追い詰められ、"介護離婚”を真剣に考えた時期もありました。
介護は否応なしに、家族がたどってきた時間と関係性を突きつけてきます。
その中で、自分と親、お互いの日常と人生をどう守っていくのか。
しかも状況は刻一刻と変わっていきます。
例えば、私の場合でいうと
昭和一ケタ世代の義父母との認知症のある暮らしに慣れてきたと思ったら、
団塊世代の両親にガン疑いが浮上。
老いゆく親の健康問題、きょうだい間の調整、
やがてやってくる介護や相続への備え……etc。
今も現在進行形の親の老いと介護のリアルをお伝えしつつ、
自分たち自身の老いについても一緒に考えていけたらと思っています。